長期延滞者でも借りれる方法



ブラックリストに載ると5年~10年間ブラック情報が残ります。今回は、長期延滞者(このサイトでは5年以上を基準)がお金を借りたりクレジットカードを作る方法について解説します。

5年で時効になる借金でも、時効の援用をしなければブラックリストに載ったままです。ブラックリスト入りすると絶対にクレジットカードを作れないと考えている方も多いですが、ブラックリスト期間中はクレジットカードの審査に「通らない」のではなく「通りにくい」だけです。申込者に返済能力があれば審査通過の可能性は十分にあります。

また、過去に「クレジットカードの返済が数日遅れた」という程度であればクレジットカードの審査にほとんど影響はありません。

ブラックリストが消えるまでの期間

簡単に言うとブラックは5年で消えます。しかし5年で時効になる借金でも、時効の援用をしなければブラックリストに載ったままです。

時効の援用については

延滞ブラック情報を消す方法

2016.06.14
で説明しています。


ブラックリストの期間は5年~10年で、返済延滞や債務整理などブラックリスト入りした原因によって期間が異なります。ブラックリストは信用情報を扱う個人信用情報機関に金融事故情報(異動情報)が記録されることを言い、記録された情報は期間が過ぎるまで消えません。

ブラックリストになる条件

・クレジットカードやカードローン、携帯電話本体代金の返済延滞
・クレジットカードの強制解約
・債務整理(自己破産、任意整理、個人再生)
・代位弁済(保証会社の代理返済)

ブラックリストが消えるまでの期間は、延滞した金額を完済した日から数えるので、返済が終わって5年~10年経たなければブラックリストは消えません。


カード会社やローン会社は「金融事故情報」を基準に、カード利用者の借入の申し込み時、新規入会時に審査するため、ブラックリスト入りしている場合は審査に通りにくいです。キャッシング(無担保融資)や自動車ローン・住宅ローン審査についても同様です。

CIC、JICC、JBAの各個人信用情報機関、またブラックリストに載った理由によって登録期間は異なります。

ブラックリストの登録期間

ブラックリスト掲載条件 CIC JICC JBA
61日以上延滞 5年 1年 5年
3か月以上連続延滞 5年 5年 5年
強制解約 記載なし 5年 5年
債務整理(自己破産・任意整理・個人再生) 5年 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 記載なし 5年 5年

金融事故情報は各個人信用情報機関で共有が行われていますが、登録されている個人情報の詳細は共有されないため、個人信用情報機関の会員になっているカード会社でなければ見ることはできません。ただし、金融事故情報はすべてのカード会社が照会できるため、ブラックリスト期間中はいずれにしても審査に通りにくい状態です。長期延滞中にクレジットカードを作りたい場合、一般的なクレジットカードを申し込んでも審査に通りにくいため、審査に通りやすいカード会社を選ぶ必要があります。

そこで長期延滞者にお勧めのクレジットカードとして、アメリカンエクスプレスカードを推します。
なぜ推しカードなのかということを詳しく関連記事で書いておりますので、ご一読ください。延滞期間が長い程審査に通る可能性が高いです。


長期延滞者ならアメリカンエクスプレスカードの結末

2018.05.01

ブラックリストの時効

ブラックリストに時効はありません。返済を行わなければ時間が経って自然に消滅することはないため、完済する必要があります。借金などは5年以上返済を行わなければ時効となり時効援用をすることで返済する必要がなくなり、信用情報機関のブラックリストは消えますが、借入先の後で説明する社内ブラックは、一度残ると返済を行われない限りは金融事故情報が記録され続けます。

借金の時効援用はブラックリストに記録されない

借金をした人が時効援用をすると、借金を支払う必要がなくなります。時効を使って借金をなくすことを消滅時効と言い、消費者金融などに対して時効を利用することを伝えることを時効援用と言います。借金を帳消しにするという意味では債務整理や自己破産と似ているので、ブラックリストに載ってしまうと考えがちですが、時効援用は各個人信用情報機関の記録対象ではないため、ブラックリスト入りしません。

時効の援用での個人信用情報はどうなるのかについては

消滅時効の援用で個人信用情報は消える

2018.04.30
で詳しく説明しています。

ただし、借金を返済するまでは個人信用情報機関に金融事故情報が記録され続けるので、時効援用をするまでは延滞情報が残り続けています。そのため、借金がなくなった時点から5年以上経過しなければクレジットカードを作ることはできません。

5年以上の経過でブラックから消える

数日の返済遅れや少額のリボ払い残高が残っていてもブラックリストには該当せず、クレジットカードの申し込みが可能です。

債務整理などでブラックリスト入りした方は、ブラックリスト期間(5年~10年)が過ぎれば審査通過の可能性はあります。が、返済能力がない方や無職で収入がない方は審査通過できません。クレジットカードの申込資格「返済能力を有する方」の条件を満たしていないからです。

つまり、ブラックリスト期間が過ぎて、現在返済能力があればカード申込可能です。

ただし、現在も返済延滞があったり他社からの借入が残っていたりする方は返済能力がないと見なされますので、CICやJICCの信用情報機関で、個人信用情報を開示して、悪い情報が消えていることを確認してから申し込みましょう。

CICやJICCの信用情報機関での個人信用情報の開示手続き方法については、
に詳しく書いております。

債務整理してから5年以上経っていても不安な方は、
保証人不要でブラックでも借りれる審査が激甘19社を参考にして下さい。

社内ブラックに気を付ける

社内ブラックとは消費者金融やクレジットカード会社と言ったローン会社が独自に保管している「社内情報」としてブラックリストの記録が残った状態です。個人信用情報機関の信用情報は一定期間で消えますが、社内情報は永久に保管されています。合併によって新しくなったような金融会社は、合併前の社内ブラックはそのまま引き継がれていますので注意が必要です。

たとえばセントラルファイナンスで支払い延滞で強制解約となった場合、社内ブラックとして登録されてセディナカードは一生作れなくなります。
セディナは、株式会社オーエムシーカード(OMC)、株式会社セントラルファイナンス(CF)、株式会社クオークの3社がOMCを存続会社として合併し、新会社「セディナ」を発足したのです。

信用情報を確認する「開示申請」

「金融事故の覚えがない」、「いつ頃滞納していたか忘れた・わからない」、「ブラック情報がいつ消えるのか確認したい」というときは、個人信用情報機関に「信用情報の開示申請」をすることで信用情報開示報告書を見ることができ、申し込み情報、契約情報、取引情報、自己破産情報を調べることが可能です。

もし、過去に自己破産や支払の延滞などで、ブラックリスト状態になった場合、「いつから・どんな金融事故情報」が残っているか確認し、ブラック情報が消える年数を計算してみましょう。

CICやJICCは窓口や郵送、携帯・スマートフォン経由で開示請求をすることが可能です。窓口やネットなら即時で確認できます。また、全国銀行個人信用情報センター(JBA)の場合、登録情報開示申込書を郵送で送ることでのみ開示が可能です(いずれも手数料1,000円ほど、窓口なら500円ほど)。

ブラックリスト情報開示の申請先

現在、日本では複数の個人信用情報機関があり、それぞれの個人信用情報機関が独自の事故情報を保有しています。ここからは、それぞれの個人信用情報機関が保有している事故情報と個人信用情報機関同士で共有するシステムについて解説していきます。
日本には3つの個人信用情報機関があります。それぞれどのような機関なのかみていきましょう。

株式会社シーアイシー(CIC)

主に楽天カードやジェーシービーなどのクレジットカード会社や、アイフルなどの消費者金融業者などが加盟している、貸金業者系の個人信用情報機関です。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

JICCはほとんどのクレジットカード会社や消費者金融が加盟している個人信用情報機関です。CICと同様指定個人信用情報機関に指定されており、貸金業者であればCICかJICCもしくは両方に加盟しています。

全国銀行個人信用情報センター(JBA)

全国銀行協会が運営しており、主に銀行が加盟しています。地方銀行の子会社として設立された銀行が出資しているクレジットカード会社など、一部のクレジットカード会社は加盟しています。

CICやJICC・JBAの信用情報機関での個人信用情報の開示手続き方法については、
個人信用情報開示手続き方法に詳しく書いております。

ブラックリストの期間

クレジットカード料金、カードローンの返済、携帯電話やスマートホン本体代金分割払いの返済などで延滞があると、個人信用情報機関の「入金状況」欄に延滞の分かる印が記録されます。

返済延滞のブラック登録期間

CIC、JICC、JBAの各個人信用情報機関、またブラックリストに載った理由によって登録期間は異なります。

ブラックリストの登録期間

ブラックリスト掲載条件 CIC JICC JBA
61日以上延滞 5年 1年 5年
3か月以上連続延滞 5年 5年 5年
強制解約 記載なし 5年 5年
債務整理(自己破産・任意整理・個人再生) 5年 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 記載なし 5年 5年

金融事故情報は各個人信用情報機関で共有が行われていますが、登録されている個人情報の詳細は共有されないため、個人信用情報機関の会員になっているカード会社でなければ見ることはできません。ただし、金融事故情報はすべてのカード会社が照会できるため、ブラックリスト期間中はいずれにしても審査に通りにくい状態です。長期延滞中にクレジットカードを作りたい場合、一般的なクレジットカードを申し込んでも審査に通りにくいため、審査に通りやすいカード会社を選ぶ必要があります。

銀行系のクレジットカード、信販会社のクレジットカード、消費者金融のクレジットカードなどやキャッシングで延滞しても同じように信用情報に記録を行います。カード会社によって照会する個人信用情報機関が異なる場合がありますが、信用情報は各機関で情報共有されているため、基本的にはどのカード会社で延滞しても同じだと考えておきましょう。

少額の延滞でも異動情報が記録される

返済額が少額だとしても支払いが遅れたことは事実なので、1円でも返済延滞があると個人信用情報機関には異動情報が記録されます。また、ブラックリストの登録期間も変わらず61日以上の延滞で5年間記録されます。

61日以内の延滞

返済日から61日以内に約定の元利合計以上の返済を行った場合、金融事故情報が記録されないためブラックリスト入りしません。約定の元利合計以下の返済や延滞中であれば、それを見たカード会社やローン会社、銀行などの金融機関は期日に返済されていないと判断し、審査に落ちる可能性はあります。

携帯電話・スマートホン本体代金の延滞

docomo、au、ソフトバンクなどのキャリアで携帯電話やスマートホン本体代金の返済を延滞したとしても信用情報が傷つきます。携帯電話本体を分割払いにしている場合、割賦契約という契約方式でいわゆる「分割払い」なので、返済が滞った場合にはCICに登録されます。携帯電話の基本料金は分割の支払いではないため、返済延滞しても信用情報には影響しません。

クジットカード・携帯ブラックでもスマホ契約できる方法

2017.03.19

携帯電話料金、未納延滞ブラックでも契約できるキャリア2社

2017.02.11

申し込みブラックの登録期間

申し込みブラックになると6か月間はクレジットカードやカードローンの審査に通りにくくなります。申し込みブラックとは、短期間に複数のクレジットカードやカードローンを申し込み、個人信用情報機関の「申し込み情報」に記録が残ってしまい、審査に通りにくくなることです。申し込みブラックになってしまった場合には6か月以上期間をおいて再度申し込みましょう。急ぐ場合でも2週間は次の申し込みはしない方が良いです。

申し込み情報は金融事故情報ではありませんが、短期間に複数のカード申し込みや借入れ申し込みがあると、他社が何故断ったのか想像して、問題がある客なのかもしれないと判断してしまうのです。

申し込みブラックでも借りれる3社

2016.06.03

保証人不要でブラックでも借りれる審査が激甘20社

2017.10.19

債務整理・自己破産のブラック期間

債務整理(任意整理、特定調停、個人再生)や自己破産の手続きを行った場合、個人信用情報機関にその情報が登録されます。自己破産情報は、CICとJICCでは最長5年間、JBAでは最長10年間保存されます。JBAには代位弁済(保証会社から支払い)が行われた場合のみ登録されます。

個人信用情報機関 自己破産 個人再生 任意整理
株式会社日本信用情報機構(JICC) 5年 5年 5年
指定信用情報機関(CIC) 5年 なし なし
全国銀行個人信用情報センター(JBA) 10年 10年 5年

不当利得返還請求(過払い金返還請求)は金融事故ではないと判断されているため、不当利得返還請求をしても異動情報が記録されません。

代位弁済のブラックリスト期間

代位弁済とは保証会社や保証人が代理返済を行うことを言います。住宅ローンや自動車ローンは返済が遅れたとき、債務者の代わりに保証会社が返済をしますが、クレジットカードやカードローンは保証会社が不要なため、代理弁済は行われません。

代位弁済があると個人信用情報機関に異動情報が記録されます。CICには異動情報が記録されませんが、JICCとJBAに5年間記録されます。

ブラックでも作れるデビットカード

クレジットカードは利用料金を翌月返済するため、信用力を調査するカード発行審査がありますが、デビットカードは口座とカードを紐付けることで即時決済に対応しているため審査なしで発行可能です。

延滞ブラックでも作れるデビットカードとは?

2016.06.21

1 個のコメント

  • […] 長期延滞中のブラックである私が作れたクレジットカード、アメリカン・エキスプレスカードについて説明します。 金融ブラックの方は、騙されたと思って申込んでみて下さい。申し込む前に最後まで読んで下さい。絶対読んで良かったと思えるはずです。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); どれくらいの長期延滞かといいますと、 平成16年から平成30年3月まで、消費者金融・クレジットカード会社・銀行の6社を飛ばしていました。 個人信用情報機関のJICC、CIC共に、10年以上経過した今でも延滞情報が記録されたままであることは確認しています。 関連記事:【個人信用情報開示手続き方法】 関連記事:【長期延滞者でも借りれる方法】 […]

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